木村 綾乃さん(ワシントンバレエ)
ご無沙汰しております。最近はシーズンのスケジュールにより中々帰国出来ていませんが皆様お元気でしょうか。
私は今年でワシントンバレエに在籍して早くも13年が経ちました。
今シーズンはバランシン作品や眠れる森の美女がメイン作品となり、今はチャイコフスキーパドドゥやテーマとバリエーションを練習しています。
また最近ではホワイトハウスにてジルバイデン夫人やダグラス•エムホフセコンドジェントルマンの前でジゼルのパドドゥを踊らせていたくなど中々出来ない経験もさせていただきました。
カンパニー入団までにも沢山の試練がありましたが今の自分がいるのは宗田先生始め、ソウダバレエスクールの先生方のご指導のお陰だといつも思っています。
初めてソウダバレエスクールのレッスンを受けた時は、レッスン中での顔が怖いからそこをまず直しなさい。と技術以前のお叱りを受けたことは今でも記憶に残っています。
コンクール中は夜遅くまで指導してくださり、今自分が子供たちを指導する身になって思いますが先生のパワフルさと指導への情熱は素晴らしく、時には厳しく(ほぼほぼ厳しく)それと同時に沢山の愛情を注いでいただいたんだなと大変感謝しています。
他にも数えきれないほどの想い出がありますが、大好きなバレエ仲間に出逢えたことや尊敬する先輩方に間近でお会いできたこと、そして何より素晴らしい先生方のご指導を受けられた事は一生の宝物です。
これまでの人生経験を活かして今後の仕事や指導にも役立てていければと思います。
木村綾乃
ホワイトハウスにてジルバイデン夫人、ダグラス•エムホフセコンドジェントルマンさんとともに
この記事へのコメントはありません。